雪国では、雪が降る冬になると色が消えるといいます
葉を落とした木立の黒いシルエット、降り積もる雪、上空低く覆う雪曇りのグレー・・・
無彩色(モノトーン)の世界が広がるそうです
鹿児島のように年中太陽光が強く降り注ぐ地域だと、
色鮮やかな世界を比較的年中楽しめるので、モノトーンの世界と言われてもあまりピンときませんが・・・
しかしそんな鹿児島でも、ほんの一瞬だけ色が消えることがあります
そう、それは桜島の降灰が激しい時
「灰色」の文字通り、灰に覆われた街はグレーになります
道行く人々は、顔を覆いながら足早に通り過ぎていきます
色は光
私たちは光の反射を目で捉えて色を感じています
グレーは光の反射率が低い色
光の刺激や光の量が少ない時、私たちは気分がふさぎ込むことがあります
降灰の場合は、色の問題というよりも、灰まみれになる不快さで気分が滅入ることになります(>_<)
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