皆さんこんばんは!
本日は何色の1日になりましたか
新しい元号「令和」の英語訳は「Beautiful Harmony(美しい調和)」と表すことになりました
調和にちなんで、色彩調和の話をすると、
西洋で伝統的な色彩調和に補色配色があります
対照的な色の組み合わせこそ美しいとする考え方です
例えば、赤と緑、黄色と青のように
この対照的なものから調和が生み出されるという考え方は
ギリシャ神話に由来するいわれ、
美の女神アフロディーテ(緑)と殺戮の神アレス(赤)との間に
ハルモニアという和解と調和の女神が生まれたという物語があります
全く異質で相反するものを並べたとき調和が生まれるという考え方は
西洋文化に深く根付いた考え方と言えそうですね
参考文献『色彩の博物事典』城一夫著
しかし日本人がイメージする調和とは、
西洋の人が思うほど極端な組み合わせではないような気がします
Beautiful Harmonyと表現するとき、
もしかすると日本人の意に反して
「異質なものの組み合わせの美しさ」というニュアンスで
伝わっているのかもしれませんね
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