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なないろレター№15 アオとミドリの文化史

皆さんこんばんは
今日は何色の1日でしたか

九州では大雨が降り続いています
皆さんの地域は大丈夫ですか

私は体調不良が長く続いておりましたが、
やっと乗り物酔いの薬でごまかせるレベルになってきました

先週はよく、顔色真っ青だよって言われてましたが、
日本では顔色が悪いことを青白いとか蒼白とかって青色に例えますよね

少し話が逸れますが、西洋では皮膚が緑色をした想像上の生き物がいます
アニメだとシュレックとかかな・・・
(城一夫先生によると、シュレックはグリーンマンの一種かもしれないということですが、グリーンマンのお話はまたいつか)

皮膚が緑色をしていると、人間離れした印象を与えるのですが、
その理由は、人の皮膚はベージュ(黄色の仲間)やピンク(赤の仲間)をしていますし、
その反対の色である緑色になることは実際にはあり得ないからなのかもしれません

さて今日は、顔色や皮膚の色を緑色や青と表現することにちなみ、緑と青のお話です

日本でのアオとは・・・

日本人は、青野菜、青信号、青二才、青葉のように、実際は緑色をしているのだけれど、青と表現しますよね

色が見分けられないわけではないですよね
緑色と分かっていて青と言うのです
(顔色が悪い時に青いと言うのは、緑色に見えている顔色を青と表現しているわけではないのですが)

この緑と青を区別しない地域は、
日本だけでなく、世界の中にもあり、
アジア諸国にもみられるようです
中国の五行思想の影響と思われます

ちなみに緑と青を区別しない文化圏の言語を
グルー語(グリーン+ブルーを合体させた造語)と言ったりするそうですよ

日本古来の色

日本については、日本古来からある色は、シロ、クロ、アカ、アオの4色です

ここには緑色は出てこないです
緑色については関心が薄かったようで
緑は青の範疇に含まれていたのです

なぜなら緑は自然の中でありふれた色であるものの、
絵の具や染料(染め物の材料)として、緑色を作り出すことが難しかったからなのではないかという説があります

西洋の青とは・・・

一方西洋では、古くは青に対して関心が薄かったのです
青が存在しているのに無視同然の扱いを受けていて、好きとか嫌いとかいう以前の扱いを受けた色でした

それがやがて価値観が大転換し、最も好かれる色へ昇格してしまいます
青の波乱万丈な歴史についてはまたいつかお話しましょう

視点を変えて色を眺めると

文化史的な視点で見ると、
人々が興味関心を寄せる色、全く見向きもしない色というのは、
地域や時代によってさまざまなことが分かります

生理学的な視点で見ると
人の眼には、赤・青・緑の光に反応する細胞が存在します
にもかかわらず、緑や青に関心が薄い時代があったことが私には不思議な感じがしています

 

参考:
「色を探求する」放送大学
『青の歴史』ミシェル・パストゥロー著
『日本の色のルーツを探して』城一夫著

 

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