皆さんおはようございます
本日は何色の1日になりそうですか
今日は紫(マニアックに探究したり、こだわりを持っていることを表す色)についてのお話です
1週間前に受講したRYBカラーリーディングで選んだある種の紫色
数種類の紫の中から「ある」紫を選んだ場合、こだわりを持っているのだとか・・・
私の持っているこだわりは、色を知りたいということ
色は文化という土壌で成熟してきたものだから、各地の文化やその文化が成立した背景を理解したいと思っています
そんなことを言うと、とてもスケールが大きな話のように思えますが
最近はちっぽけなことも気になるように・・・
その1つが「クォーター」です
クォーターってなんだ?
実はなないろレターが№25になった時、是非ともネタにしようと思っていたのがこの「クォーター」話
理由は25は、全体を100としたとき1/4(クォーター)になる数だからです
英語では1/4のことをクォーターといいます
バスケットボールの試合進行は、第1クォーター、第2クォーターといって、
1試合を1/4ずつに分割して、クォーターごとに進みます
しかし日本人の私には、1/3も1/4も1/5も同列に思えるから
1/4だけをわざわざ「クォーター」という単語で言い表すことが不思議でならないのです
日本語だと1/2を「半分」と言います
1/4だって四半世紀とか四半期とかという表現があるにはあるのですが
四半〇〇というように〇〇がくっつかないと言葉として成立しない
対して「半分」はこの言葉単独で言葉として伝えることができます
英語の「クォーター」はそれ自体言葉として通じますから
西洋の文化では1/4に対する概念が日本よりも強いということになりそうです
4分割の背景になっているのは?
何故4分割するのか・・・と考えた時、
考えられる1つの概念としては「四元素説」があげられそうです
世の中は「風・水・火・地」4つのエレメントで構成されるという古代ギリシャ以来の考え方で、
西洋文化に連綿と受け継がれてきた考え方です
この四元素説によれば、
世の中のすべての事項は4つに分類できるということになりますから
「クォーター」もその影響を受けていると考えられそうです
ちなみにカラーセラピーやパーソナルカラー診断もこの四元素説の影響を受けています
(パーソナルカラーの分類法が四元素説の影響を受けているという話は、古いアメリカの本で読んだのですが書籍名を忘れてしまいました、ごめんなさい)
4分割のもととなる数は?
さらに、ここでもう1つ私なりに考察してみました
1/4のもととなる分母は何だったのだろうかと・・・
10進法で生きていると、10の半分は5になります
5は奇数で素数ですからそれ以上割り算しようという気にならない数字(笑)です
割ろうと思えばできますが、整数にはなりませんから日常生活では不都合ですよね
クォーター文化圏(←勝手に命名)では半分の半分を一つの単位として生活を共にするわけですから、
きっと1/2となる数字自体も割りやすい数だったのではないかと思うのです
仮に分母を12とすれば、半分は6、そのまた半分(クォーター)は3という整数になります
EUの旗も完全な数である12個の星がデザインされていますし、
12は1ダースと数えます
10進法になじみがある私には、12を1つのセットにするなんて中途半端!としか思えませんが
西洋の人々にとって12は意味のある特別な数字なのかもしれません
12は4の倍数でもありますしね
ということで、クォーター文化の背景には四元素説や12進法が影響を与えているのかもしれないというのが私の考察です
もしも私に幅広い教養と深い洞察力があれば
もっと的を射た考察ができるのかもしれませんが今の私にはこれが精いっぱい・・・
しかし今できる学びや考察を積み重ねることが
広い視野と深い洞察につながって
ひいては色を理解することにつながると思うから
これからも文化やその背景を理解することをこだわって続けたいと思っています
そして探究した結果、何かと何かが繋がって
ほぉ~そういうことだったのか!と思える面白いネタを発見した際には
講座等でシェアしたいと思っています
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