本日もしつこくてスミマセン・・・
1.赤が見えるシアワセ♪
2.魅惑の赤
の続き、
3.主役の赤、脇役の緑
の話でございます。
しばしおつきあいください。
濱田先生のサクランボ。
赤くてツヤツヤしていて本当においしそうです。
ところで4つのボールや器に入れられた実のうち、右上の緑色のボールに入れられたサクランボが一番赤く鮮やかでおいしそうな気がしませんか・・・?
たまたま熟した実が多かったとか、光の加減でそう見えるだけだとか、考慮しなければいけない理由がありますが、
もしかしたら「色の影響」があるかもしれませんよ~~
色相環の反対の色(補色)同士の組み合わせは、互いの色をより鮮やかにする・・・
という現象が起きます。
色がだんだんと変わるように丸く並べたのが色相環。
その色相環の180°反対のペアが補色。
補色の組み合わせは、互いの色を強調しより鮮やかに見せるので、
赤と緑の組み合わせは目に鮮やかな配色となります。
写真のサクランボは緑のボールと赤いサクランボという反対の配色だから、
より鮮やかに見えるのかもしれないということになります
ところで植物の葉や茎などの色は緑、実がなると赤く染まる。
もし緑の体に緑に近い色の実を生らせても、実があることに気づきにくい。
自分の体とは反対の色に染まることによって、
ここにあるよ~~、早く食べて~~
というサインを発することができるようになったかもしれない。
植物のしたたかな戦略なのかもしれないですね~
さてこのような自然の色から、
花や実の主役の赤を引き立てる葉っぱの緑は脇役である、
つまり周囲に溶け込むことができる調和の色だ!として、
グリーン = 調和、バランス
という緑の意味があるのです。
そうそう、カラーセラピーでも補色の概念を取り入れていて、
補色はバランスの良い組み合わせだよ~と考えていきます。
もしもカウンセリング後のヒーリングカラーが赤と緑の2色配色になったとしても、
原色の赤いシャツに原色の緑のパンツを身に付けないように(笑)
強烈な配色なので、道行く人をギョッッとさせます。
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