皆さんこんにちは
本日は何色の1日になりそうですか
先週は、車酔いのような気分不良におそわれて
日常生活もままならなかったです
少し回復しては、また悪くなり・・・を繰り返しておりますが
ちょっとずつ良くなってきています
さて、そんな中思い出したネタを本日はご紹介したいと思います
相違する色の意味
先日、In-Living-Color主催のカラーリスト勉強会に参加したときのこと、
三浦まゆみ先生がグリーンの意味を「前にも後ろにも進まない」と表現されたんですね
とっても新鮮で、へぇ~そういった解釈もあるのか!と思ったのです
なぜなら、私が学んだカラーセラピーでのグリーンの意味は、「前進、前向き」だからです
「進まない」のと「前進」では意味が相違していますよね・・・
この違い、どこからきているのでしょうか
まゆみ先生がおっしゃる、「グリーン=前進も後退もしない色」というのは、
色彩心理(色の心理的効果)からきている意味です
色の心理的効果とは
色彩検定等で色について学んでいる方なら、この時点でピンときていると思いますが、
暖色(赤、橙、黄)は、実際の距離よりも近づいて見え(進出色と言われます)、
寒色(青)は、実際の距離より遠ざかって見える(後退色と言われます)のです
では、暖色と寒色の間に位置する緑はというと、
近づくように見えたり、遠ざかって見えたりしない色なので
前進も後退もしない色というわけです
一方、私が学んだ「グリーン=前進、前向き」というのは
色の象徴性からきている意味です
色の象徴性とは
緑というと皆さん何を思い浮かべますか?
緑=植物という方が多いかと思います
そして植物は、動物のように歩いて移動することはできませんが
置かれた場所で日々生長する生き物です
生長の速度がちょっとずつ過ぎて、常に伸びていることを気づかれにくいですが、
確実に昨日とは違う姿をしているはずです
枯れたり病気で委縮したりして、姿かたちが縮んでしまうこともあるかもしれませんが、
生命力が衰えないうちは、常に伸びよう伸びようとしていることから
前進とか前向きという意味が生まれ、
そこから転じて(常に前だけみている存在だから)過去を振り返らないなんていう意味まで生まれています
緑→植物→生長→前進、前向き→過去を振り返らない
というように、緑色をした具体的なモノ(ここでは植物)から、連想が生まれ、
その連想からさらなる連想が生まれる・・・
このような連想の連鎖(象徴)によって生まれる色の意味もたくさんあるのです
色の意味を学ぶ1つの方法として
色の意味というのは、本当にたくさんありますので
それらを丸暗記するのはナンセンスです
そんな苦労をするのではなくて、
色の意味が生まれた背景を探っていくことで
色のストーリーを理解することにつながり
自然と色の意味が自分のものになっていることがあります
あ、宣伝になりますが、
「TCカラーセラピー公式勉強会chapter4~10」では、
色の意味のルーツを学びながら色の意味を深く落とし込みますので、
カラーセラピーが上達する学びができるのですよ!
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